建築事例

世田谷S-house

「南側全面開口の吹き抜けのあるリビングルーム」を持った住宅です。

南側に道路と公園がある為、開放したいリビングを2階に上げました。バルコニーの手すりはガラリ形式で、リビングの中が見えにくいようになっています。

キッチンはオープンタイプの造り付け家具でデザインされ、業務用のガスコンロを組み込んであります。キッチンの横にはユーティリティーを設け、ミシン、洗濯物などキッチン以外の家事がすべてできるように考えてあります。

居間に造り付けされたジャイアントファニチャーには、AV機器を初め、エアコン、ミニ冷蔵庫が組み込まれています。この家具の前に畳一帖の堀コタツを作りました。天井の高いリビングは床暖房になっています。構造的には間口いっぱいの開口にするため、梁の一部に鉄骨を使い一部を見せてデザイン化しています。

1階は建築基準法最小の採光窓と通風換気窓のみとし、玄関も無表情の閉じた感じのデザインになっています。

掲載誌
「新しい住まいの設計」2001年4月(扶桑社)
「こんな家に住みたい01」2001年5月(枻出版社)
TV出演―特ダネ(フジTV)
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